ツレがうつになりまして。
時間つぶしに入った本屋で、この本が文庫になっているのを見て買いました。
あっという間に読めるので、単行本だった時に立ち読みしていましたが、本屋で涙をこらえながら読んだ記憶がありました。
かといって暗いマンガではなく、のほほんとした絵と冷静な視点、毎日をたくましく生きる作者のウィットが面白くて、どんどん読めます。そして何よりツレ(夫)を思う作者の愛情がけなげで泣けます。笑って泣いて、漫画の良さを充分に生かしつつ、病気の情報を正確に伝えてくれる、いい作品でした。
その数日前にNHKでこのドラマ(全三話)のアンコール放送をやっていて、ドラマにするとさすがにちょっと暗かったですが、ツレ役の原田泰造が意外と巧く、藤原紀香も上手いことオーラを消していてwごく普通の主婦を演じていました。こちらもおススメです。
ところで、ココログ、Amazonにリンクが無い……うーん、別にアフィリエイトはいらないんで、リンク貼ればいいのかもしれませんが。
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onionslice
更新がしやすいので、ココログへ移ろうと思います。
お引っ越しサービスがあって、このブログごと引っ越せるはずなんですが、どうも上手くいかないようです。
なので、とりあえずここはそのままにおいておきますが、これ以降の更新は上記のブログでしますので、リンクをいただいている方はURLの訂正をお願いいたします。
……使いにくかったら、戻ってくるかもw

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パラノーマル・アクティビティ allcinemaonline
映画は木曜日、次男の卒業式の後に見に行きました。(どーよ、それw)
最初は観客がたった四人で、こりゃあ別の意味で怖い映画になるかなあと思っていたのですが、上映ぎりぎりになるとどやどやと男の人たちが。そういえば木曜はメンズ・デイでした。
映画の評判は聞いていて、超低予算で大ヒット、とか。
それって「ブレアウィッチ・プロジェクト」みたいなもん? それなら好みだわあ、と見に行くことに決めたんですが、これはそのもの、後継者と言えるかもしれません。
怒る人は怒るかも。
でも、わたしには最初から最後まで大ウケでした。
徹頭徹尾ハンドカメラ。
出演者はほぼシロート。
大掛かりなVFXはなし。
放り出されたエンディング。
映画館の灯りがついた時、「え?」というつぶやきがそこここからw
はっはっは。いいじゃん。やっぱ映画は脚本よね。ホンさえ良ければこんなに面白い映画が作れるんだ。
……いや実際、これ、下手したら家庭用ビデオで作れるかも。
でも絶妙な脚本のおかげで、こんなにも緊張感のある映画がつくれるんですねえ。
変なこと(彼女が気がつく「異音」)が起きる。彼女は怖がるが彼氏は自信家の男の人特有の「探究心」でカメラをまわす。最初は単なる音だったのが、カメラという観客を得てエスカレートしていく様がものすごくリアルで。
だんだん異常が増していく中、怖がってノイローゼになる女と闘争心がわいてきて「犯人」を挑発するようになる男の葛藤が更に事態を悪化させるというあたり、人間観察の鋭い脚本に感心しました。
途中出てくる「霊能者」がまた学者風でアドバイスはできるが役には立たないという、これもリアルでよし。
一番怖かったのは(これってネタバレですかねえ、嫌な方はとばして読んでね)、夜中に夢遊病のように起きて、彼氏を数時間微動だにせず見つめる彼女。ビデオが早送りになるのに彼女はゆらゆら揺れているだけという映像にぞおっ。
ホラーって、こういう何でも無いシーンの方が怖かったりして。以前観た「フォース・カインド」ではフクロウが一番怖かったです。
「あ、窓にフクロウが……」
い、いやああああ!! ウチの近くに野生のフクロウいなくてよかった!!
ちゅうわけで、個人的にヒット。でも他人様にはお勧めできないw
上映時間が1時間半ほどなのも、飽きさせなくていいです。

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シャーロック・ホームズ allcinemaonline
一昨日は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を見に行きました。これが結構なおバカ映画で、最初から最後まで笑いっぱなし、ここまでやるとチャーミング! ってくらいに気持ちを明るくしてくれる映画でした。
ゼウスがショーン・ビーンで、メデゥーサがユマ・サーマン、ピアース・ブロスナンがケンタウロス、って出てくるだけで爆笑だし。
すんごく壮大なストーリーのようでいて、ふと気づくとすべてアメリカ国内だったり。ん? ギリシャは無視ですか?(主人公がティーンなので、アシが車だけだからなあ)
いやあ、映画はかくあるべきかも、なんて思っていました。
さて、今夜はロバート・ダウニーJr.がホームズを演じる「シャーロック・ホームズ」を観てきました。
これもアタリでした。適度におバカで、適度に(甘い)シャーロッキアンの想像をかきたててくれるところがいいですねえ。
20世紀末のロンドンの雰囲気もなかなかでしたが、やはりダウニーJr.がいい! 今までのイメージだったら、ワトソンを演じたジュード・ロウがホームズのイメージなのですが、わざと小柄で無精髭にしたことで、アクションに面白みが出てます。
正統派なホームズではないでしょうが、おもしろければこのホームズは大ありで、ぜひ次回はモリアーティ教授との一戦を望みます。
関係ないですが、昨日、洗濯機が壊れまして。
今日義妹から中古の洗濯機をもらってきました。最近物入りで、しかもわたしは洗濯機にこだわりがなかったので。
でもちょっと小さいけど、なんと乾燥機能もついているステンレスドラムで、元のより数倍よかったりして。なんかタダで得をした気分。
それから、ここ、iPhoneでの更新がメールでしかできなかったんで、丞相が移ったココログへの移行を考えています。つか、アカウントはとりました。
とりあえず平行して使ってみて、メインを決めようと思っています。一応↓がココログの。
onionslice
以上、近況報告でした、

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毎度のことながら突然、旅行に行ってきました。
次男が春から(たぶん)仕事を持ち、看護士なので勤務が不規則になるので、家族全員で旅行にでられるのもこれが最後かもしれないということで、日付を絞っていったらこの週末しかなかったというw
でも、厳密に「家族四人だけ」の旅行は、これが最初。で、最後になりそうだなあ。
場所は長男の「桜島が噴煙をあげているらしい」というつぶやきによりw
一泊で山口から鹿児島まで車で旅行というのは、結構無謀な長旅なんですが、それはジェリーにまかせて、九州を縦断してきました。
ついたのは霧島高原。雨模様だったこともあり、まさに霧の町。もやと温泉の湯気が混じり合って、幽玄の世界……ではなかったかな。硫黄のニオイがすごかったから。
お昼は「焼肉厨房わきもと」で。やっぱ鹿児島にきたら黒豚でしょう! 黒酢タレで味わう焼肉はとろけるようでした。
そのあとは「霧島高原まほろばの里」で草スキーをしたり、パットゴルフをしたり、ゴーカートに乗ったり(全部わたしは見学でしたがw)楽しんだあと、

霧島神宮にお参りしてきました。巨大な古木がそびえる荘厳な神社で、おみくじをひきました。小吉。まあいいや。吉だもん。
で、旅行者がみんなよって写真を撮っていたのがこの出来がアレな看板w
そう、ここは話題の、坂本龍馬がハネムーンで詣った所だったんですね。龍馬って日本で最初のハネムーン旅行をした人なんだ。。。

その夜は「さくらさくら温泉」というお宿で、ロッジに泊まりました。
泥パックのできる露天風呂と、さくらさくら鍋という鍋と焼肉を同時に楽しめるスグレモノな料理を堪能して、ロビーで卓球大会して(白熱!)、部屋でウノをして(白熱! ロッジなので叫び放題)一日目は大満足で寝ました。

次の日は桜島。フェリーで渡りました。短い船旅だけど、湾の中なので揺れも無く、甲板で暖かい風に吹かれていました。
桜島ではおりしもアマチュアのマラソン大会が開かれていましたが、迂回して展望台へ、それからぐるっと半周して大正の噴火で埋まったという埋没鳥居を見に黒神町へ行き、そのまま一周する形でドライブしました。
写真は今も噴煙を上げる火口が見えたので。いたるところに花崗岩がごろごろして、待避壕があって、でもしっかり民家があって、いつ噴火するかわからない土地で暮らすってすごいなあ、と感心しながら。気候は温暖で、海は綺麗で釣り船や養殖いかだがたくさん浮かんで、平和で豊かで暮らしやすそうではありました。

帰りのフェリーは例のマラソン大会の客が帰り中で少し混んでいたので、鹿児島市内へ戻ったらもう二時。お昼は「豚とろ」というお店でそのまんまの「豚とろラーメン」を食べました(煮卵のトッピング付き)。いやあ、有名店なのね。行列ができていました。二時過ぎなのに。
味はまさに豚とろ。とろっとろ。こってりでおいしかった!
ジェリーは「もっと細い麺の方が好み」だと言っていましたが、わたしはこれくらい太い方が濃くてこってりしたスープにはいいです。

そのまま歩いてデザートにw
「天文館むじゃき」で本家の白熊を食べました。
東日本の人にはなじみが無いかもしれませんが、西日本の人なら子どもの頃におやつでカップの「白熊」というアイスを食べたことがあると思います。
練乳のかき氷なんだけど練乳が濃くて、色んなフルーツが入っているヤツ。
さすがにラーメンのあとなので、ベビーサイズというのを頼んでみましたが、どう見ても一人前ありました。これでレギュラーだとどういうことになったかと思うとコワイ。
それでもしっかり完食。いやあこの二日食べ過ぎ。
この後高速のサービスエリアでわたしは黒豚角煮まん、他の三人は佐世保バーガーで夕食をとり、無事に山口へ帰ってきました。
最初はえ~鹿児島? どうせならUSJとかディズニーランドとかがいいなあと思ったけど、行って良かった。南国で暖かくてのんびりできて、みんな楽しそうで、わたしも楽しくて、いい思い出ができました。
ありがとう。

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