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oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

いまさら映画「真珠の耳飾りの少女」


(図録より)

映画「真珠の耳飾りの少女」

以前スカパーで録画、途中まで観てやめていた映画です。
そう、あの絵を見に行く前だったので、イメージが固定されるのが嫌だったんですよねえ。
本物を見て、

あ、スカヨハだ。

って第一印象だったら、嫌だなあと思ってw
ま、今となっては、そんなことは金輪際なかっただろうとは思うんですが。

後半はHuluで見ました。
でたよ、持ってるDVDを出さずに観るパターン。
AppleTVで観るって、本当にお手軽なんですよね〜〜なのでついつい。

それはいいとして感想。

監督の第一目標は多分、物語を語ることより「フェルメールの色彩を再現する」ことだったんでしょう。
とにかく、話はタルい。
最初のジャガイモ切りが長いな〜と思ってたら、ず〜〜〜っとそのリズムのまま話が進み……ドラマ的には一行で収まる。。。
そりゃまあ、フェルメールの生涯は大体皆さんご存知でしょうけども、そしてこの映画には原作があるんでしょうけれども、もう延々、小間使いが仕事する場面ばかり……てか、

暗い……。

確かにフェルメールは後にビンボになって死んで、破産した一家は離散するんだけど、このころはまだそれほど困窮というほどでもなかったわけで、子だくさんでにぎやかな家庭だったと推測されるわけですが……にぎやかというより五月蝿い、お金は姑が握ってるしパトロンは下品だしで、全く芸術を理解する環境でない中、小間使いの少女の色彩感覚に心癒され、創作意欲を沸き立たせる……だからこその暗さ、なんでしょうねえ、映画的なコントラストは。

だったら、主人公の少女はもっと朗らかな方がよかったのでは……。
終始少女=スカーレット・ヨハンソンが仏頂面で、感情を押し殺して黙々と働き続けるシーンばかり、窓を拭いたら室内の光が変化した様子を捕らえる、そのまなざしももっと明るくあれば、「少女の神聖」がもっと浮かび上がった……と思うのはわたしだけ?

てか、映画の少女と絵画の少女が一致しないのは、決してスカヨハの顔立ちとかじゃなく、あの絵の「明るさ」なんだなあ、と実感。
少女の他に対象物がなく(背景真っ黒)、頭にはターバン様のもの、着ているのは日本の着物のようなものと、時代を感じさせず超越した存在であり続けるあの絵の、笑っているのかも微妙な表情の少女が、あの時代に埋もれてしまった……物悲しさばかりが、後に残ります。

絵の消失と発見の経緯を思うと、それで良いのかもしれませんが。




あ〜〜ドラマ系の映画は苦手。
つーか、精神に余裕があるときに観るべきですねえ。
大体、ドンパチのアクションものか、ホラーな気分が多いわたし、体調の悪いときに見ちゃダメなタイプの映画でした。


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Category : movie
Posted by onion on  | 2 comments  0 trackback
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