FC2ブログ

oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

劇場公開映画「アフター・アース」

「アフター・アース」

久々、親子四人そろって映画を観に行きました。
ジェリーなんか地元の会合(当然アルコール入る)のあとに、よくついてきたなあと思うけど、二人だと「夫婦50割引」で二人で二千円になるので、ちょっと嬉しい。

まあそんなわけで、親子もの。あからさまに。
映画自体は、思ったより楽しめました。
退屈で眠くなったらどうしようとおもってましたが、それなりに起伏が作ってあるのがハリウッドのいいところ。
「とりあえず」観られるんですよね、支障なく。

……それ以上がなかったりして、残念なのが多いんですが。
そしてこの映画も、あまりといえばあんまりな。

カリスマ的英雄の父を乗り越える物語が語られるわけですが、お父さん……千尋の谷に息子を突き落とす父を演じているつもりでしょうが、どーみても自分の地盤を継がせようとしている老害県議会議員にしか見えませんぜ。。。
国会議員でさえない、小物臭がウィル・スミスから感じられるとは、時は移ったというか過ぎ行くばかりです。

「ハンコック」あたりから感じ始めて這いましたが、ウィル・スミス自身も自分のカリスマが、あのあっけらかんとした明るさにあるということを忘れてしまっているんじゃないかなあ。
真面目で座ったまま動かないウィルをファンは残念に思う(シュワちゃんみたいに物理的に動けなくなったのとは違う)し、息子の活躍も、息子単体では主演は無理だな……と思わざるを得ません。息子はウィルとは違って、生来の明るさがなく、やっぱり坊ちゃん坊ちゃんしてるから、たくましさが足りない。

感動系の「幸せのちから」ならギリで許せる親子競演も、SFで英雄物語でそれやっちゃあ、いかんでしょ。
「スター・トレック」で、カーク船長は息子を育てようとして結局うしなったけど、そこまで描けないまま普通に「成長物語」を書くんなら、SFの形式はとらない方が良かったんじゃないかなあ。
SFとして凡庸すぎて、面白みがなかったので。

息子ジェイデンが千尋の谷に落ちるのは実はこの後、なのかも。


それにしても、エンドロールで驚愕。

M・ナイト・シャマラン監督???

マジで?
いやいやいや……一切しなかったぞ、シャマランのニオイはっ。
う〜〜ん、考えてみると思い当たるフシもないでもない……でもない?
いやあ、既に日本では「あの『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン」ってのは、宣伝文句として使われなくなっちゃったの?
そりゃまあ、一般受けはしないかもしれないけどさあ。
……マニアウケもしなくなっちゃってるかもしれないけどさあ。
それなりいるわけよ、わたしみたいに。シャマランだったら観に行くオタクが。
ネタバレを嫌うあまり、最近見逃すことも多いけど、やっぱ好きなのに。
つい朝にも「アンブレイカブル」Huluで観てて、一度目より五度目くらいが面白い映画だよなあ、これも、って独り言をつぶやいたりしたばかり。

まさか、ウィル・スミス主演映画をシャマランが撮るなんて、予想外もいいとこで、しかもシャマランらしさが見えないと、悲しくなってしまいます。

そう、「エアベンダー」観た時みたいな、残念な気分。
シャマラン作品はニ度目からが面白い……でももう二度と観たくない、作品でした。


ここからネタバレです。ご注意!!
















あのワシ、映画を観て帰りの車の中で家族談義になったんだけど、あれは、「恩返し」だと次男とジェリーは言うんですよね。
いやいや、あれは「みにくいアヒルの子」だと、長男とわたしの意見。
じゃなきゃ、自己犠牲しないし、この映画のテーマともあわない。
帰ってYahoo!のレビュー見たら「白頭鷲はアメリカの象徴」云々、って書いてあって、あ〜そーいう見方もあるんだなあって。

まあその辺は個人の解釈によって良いのかもしれないけど、世の中には色んな感じ方をする人がいて、物語を作るって大変だなあと思うこの頃。
短い文章でさえ、誤解を生む時代ですもんね。

「そーいう、これはこうなの、って決めつけが嫌だから、国語の授業はキライだったんだよっ」

と次男は言うんですけどね。
真意を読み取る力って、大切だと思うの、今の時代は特に。



関連記事
にほんブログ村 映画ブログへ
↑映画の感想を読んだ人、気が向いたらポチッと。
Category : movie
Posted by onion on  | 2 comments  0 trackback

2 Comments

Helva says..."シャマラン"
聞いていましたが脚本とかかなりウィル・スミスも絡んでいるとか。
見に行こうかどうしようか思案中の一作。
退屈しないで見られるようならたまってるポイントで行こうかな。
シャマランは"レディ・イン・ザ・ウォーター"で?? "ハプニング"でオワタw
エアベンダーはついこの間旧作DVDで見たところです。最初の3作はわくわくしながら見たのにね。
それにしても外国の若い子はすぐに大きくなるのね。かわいげが……
2013.06.24 12:22 | URL | #q6AO.T9M [edit]
onion says..."Re: シャマラン"
>Helvaさん
とにかくねえ、良くも悪くもウィル・スミスの映画で、シャマラン色は全くと言っていいほどなかったですねえ。
SFのデザイン的に80年代のナチュラル系の感じを受けますが(つまり古くさいw)、アクもなにもなく、シャマランファンとしても不満です。

> シャマランは"レディ・イン・ザ・ウォーター"で?? "ハプニング"でオワタw

わたしは「ハプニング」は冒頭の不安感だけでもうOKで好きなんですけど、「エアベンダー」は全くダメでしたねえ。家で観たんですが、途中中座が多くなって最後まで観続けられないほどで……なんで? って思ったあの感じが、今回の「アフター・アース」そっくりです。

なので、強くおすすめはしませんw
設定が似ている「オブリビオン」と続けてなんで、違いを確かめるつもりもあったんですが、ベクトルがまるで違いました。
てか、SFじゃあ、ないような。

映画って似たようなのが続けてくることがありますが、企画の段階でバッティングさせるんですかねえ。
日曜に劇場であった予告に、「ホワイトハウス・ダウン」って……「エンド・オブ・ホワイトハウス」と似たようなのがw

ホント、「地球の静止する日」ではあんなにちっちゃかった子が(ただあのときもかわいげはなかった気もするw)……子役が大人になって魅力的になるのって、難しいのかも。。。
2013.06.25 06:00 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://lukeskywalkercool.blog68.fc2.com/tb.php/1340-72a31bac
該当の記事は見つかりませんでした。