FC2ブログ

oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

レンタルで映画「アルゴ」

う~ん、またしても、昨日の記事を下書きのまま放っといてしまいました。
日付作詐ですが、一応毎日更新。

さて、昨日はレンタルで借りてきたDVD、

「アルゴ」

を見ました。
アカデミー賞映画はほとんど見てないわたしですが、久々エンタメ映画がとったのかなあ、くらいの軽い気持ち。
でも、ベン・フレック監督でしたね。
基本はドラマ系、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」は好きでしたが、「ザ・タウン」は今ひとつでした。
同じドラマでも「ミステリー」要素があるとないでは、好みが別れるせいかもしれません。
で、「アルゴ」。奇想天外な「架空の映画の撮影隊として人質を救出する」という、嘘のような本当の話の映画化。

観ながら、そこはやっぱ微妙な問題なんだなあと、しみじみ。
イラン側を残忍非道に描くのは政治が許さないけども、同じ政治が彼らの功績をたたえたいのもわかる。
微妙な内容を、ちゃんとドラマを盛り上げつつ一つの作品に仕上げたアフレック監督はすごい!

それと同時に、暗い。。。

そらまあ、当然おちゃらけるわけにはいかないわな……この種類の映画を観て、ユーモアのシーンなんて入れたら噴飯ものかも。
でも、なんつーかな、どう見ても三流映画な「アルゴ」の撮影隊に見せかけるという皮肉に対するユーモアが「ふぁっきゅー・あるご」だけで……ちょっと、つまらない。

つまる映画見たきゃ、他所へ行け? そうかも……でも、映画を思いつく主人公が、どーにもそのアイデアが出るようなフリ幅がある人間に見えないというか、やっぱベン・フレックは監督に徹して、もうちょっと顔で演技の出来る俳優さん選んだ方が良かったような気がします。
顔が悪いと言うわけではなく、「真面目」が顔に出ちゃってるんですよねえ。
だから映画は真面目でとても良く出来ている……でも「遊び」がない。

この映画の場合、多分遊びがないからちょうどいい緊張感ですぐれた映画になっているんですが、魅力としては、主人公のインパクトがあまりになさすぎるので、イマイチのめり込めませんでした。

世界観は70年代終盤、「スター・ウォーズ」一作目が公開され、ハリウッドで雨後の筍のようにチープなSF映画ができていたころなんで、「アルゴ」は普通にアリで、モードなどはまだまだ70年代らしく男は長髪にでかいフレームの眼鏡に口ひげ尖ったでかい襟、女はドヌーブ系のビジネス的でありながらセクシーな、もう、その辺りってホント、今ではカッコよくてうっとりして見ていました。

DVDの特典についていた当事者のインタビューも興味深く、歴史を感じましたねえ。

つか、やっぱカナダ大使、くりそつw 見た覚えがあると思った!

関連記事

Category : movie
Posted by onion on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

マクノスケ says..."ザ・タウンの方が好み"
私は先に「アルゴ」を見てやはり主人公に面白みがない(=真面目)だなあ~と
思って、テレビで「ザ・タウン」を見たんですが、なんかぐっと来ちゃって…
結構、こういう切ないこってり系も自分でも好きなんだなあと思いました。
ヒロインのレベッカ・ホールが「アイアンマン3」の時は嫌な感じだったけど
この映画を観た後、なんか考え方が変わり演技が上手い人だったんだな~と。
カンバーバッチさんの「パレーズド・エンド」ではこれまた嫌~な奥さんを演じてて
近頃では上手い部類の女優さんだな~と思いました。

でもベン・アフレック…もうちょっと合う役があるはずですよねえ。
なんか普通のドラマの役をやった方が(監督はこういうものでも)合ってるような気がするなあ。
2013.07.16 09:24 | URL | #GWMyNl/. [edit]
Helva says..."ウソも真?"
アカデミー賞作品にしては早くDVD化されたのでレンタルで見ました。わたし的には結構楽しめました。70年風の世界をいかに再現するかにエネルギーを使っていましたね。人質奪還の策略まで何となくのんびりしたアイディアばかりで―――と考えたところで、作戦から行動様式まで2010年代の現代との差が感じられる、今では通用するはずもない戦略をまじめに取り上げて実行しようとする、この時代ギャップを描くのが一つの狙いだったのかもしれない、なんて思いましたね。
もちろんヲタとしては最後の棚のフィギュアのシーンが一番印象的なんですけど。
余談ですが、あの没になった「アルゴ」脚本はゼラズニィの「光の王」を脚色したんだとか、ウソだろうーーーー!?
どこをどうやればインド神話アレンジの世界があのキッチュなSWパチモンに化けるんでしょうね?
2013.07.16 12:44 | URL | #EpMFb19M [edit]
onion says..."Re: マクノスケさん"
そうそう、すっごく真面目なんですよね。映画にはそれが良く働いていて、コツコツと細かく積み上げていく作業がうまくいった感じがあるんですが、こと主人公になると……キャラが違う感じがするわけでして。

ストーリー的にはもう好みの違いとしか……「ザ・タウン」は始まったとたんに悲劇で終わるとわかるような映画だったんでd……て、そういえばエンディングの印象がないw
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の方が、印象が強いですかねえ。

> でもベン・アフレック…もうちょっと合う役があるはずですよねえ。

決して嫌いなタイプじゃないだけに、向いている役はほかにありそうで、惜しい感じがするんでしょうか。
2013.07.17 05:47 | URL | #- [edit]
onion says..."Re: Helvaさん"
> 70年風の世界をいかに再現するかにエネルギーを使っていましたね。

そうそう、細かいところの再現率がすごい感じ……監督が若いだけに? 過去の再生がすごく美しかったです。
そういう真面目さと、当時も今も破天荒なこのアイデアが、一致しない印象があったんですよ。
まあ、笑い飛ばすような余裕もなかったんでしょうが……。

> もちろんヲタとしては最後の棚のフィギュアのシーンが一番印象的なんですけど。

あの当時、SWが熱狂的に受け入れられて、グッズがあふれんばかりにあった頃なんですよねえ。懐かしい……その頃もう大人だったけどw

> 余談ですが、あの没になった「アルゴ」脚本はゼラズニィの「光の王」を脚色したんだとか、ウソだろうーーーー!?

「光の王」はいつか読みたいと思いつつ見逃している本だったんですが……絶対こういうビジュアルじゃないですよねえw
てっきり「フラッシュ・ゴードン」の焼き直しと思ってましたもん!
2013.07.17 05:55 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://lukeskywalkercool.blog68.fc2.com/tb.php/1364-31c4bd99
該当の記事は見つかりませんでした。