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oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

劇場公開映画「ネイチャー」3D

「ネイチャー」3D

……あらゆる意味で、この日本語題はないなあ、と思った次第です。
原題は「ENCHANTED KINGDOM 3D」で、「魅惑の王国」って感じ? まあその題だと日本人的には魅惑されることはないんでしょうが。これがアフリカの自然のことだとは、映画が始まってからやっとわかるわけでして。

他の映画を見に行った時に流れた予告編で「観たい」と思ったので、そういう意味では予告が良く出来ていたというか……予告以上のものはあまり観られなかったかも。
飽きることはなかったですけどね。
でも多分、TVで観ていたらチャンネル変えたなあ。
逆に言うと、映画館で大画面だからこそ、観る価値があったというものです。

この映画が「全世界の市場に向けて」作られたものであるかのように宣伝していましたが、最初にロンドンの雨から始まることといい、締めといい……これはやっぱりイギリス国内向けのTV番組なんじゃ? と思うようなつくりで、ドキュメンタリーにしては作為が目立つし、最後のまとめもなんだかなあ、という全体のストーリーづくりは、ちょっと納得できませんでした。

特に、動物にやたら音楽をあわせたり、花の咲く音までつけるなよと。
それじゃあディズニーがその昔アニメの前に作っていた自然ドキュメンタリー映画じゃん……そこまで思い至った頃、例の砂漠トカゲが出てきました。
あれ?
これって、ディズニーのに出てこなかった?
音楽に合わせて踊るように演出されていて、それが斬新だったんだよね……70年くらい昔は。

うう〜〜〜む、自然ドキュメンタリーは進化していないということか。
それとも、コレはファミリー向けなので(実際朝の回しかなくて小さな子ども連れが多かった)テッパン演出なのだろうか。

そのテッパン(言い換えればありきたり)演出と、アフリカ全体を網羅しようとするあまり一ヶ所の描写が掘り下げられず本当に「観光」程度、しかも多分PGを避けるために残酷描写を排除したので、ドキドキもなかったけどワクワクも少なめになっちゃったという。

最初の辺りの3Dは圧倒的で、このまま続くと眩暈がするかも……と不安になるほどだったのですが、3Dの常で段々慣れるのかそれとも映画の作り自体が控えめにしているのか、途中からはあまり3Dを観ている感じはなくなりました。
どちらかというと最後の3Dでないメイキングの方が、スタッフの人々が生き生きと迫力があったりね……あらゆる意味で、

ネイチャー(自然)

をいじりまくった人間の作為にあふれた映画だったように思います。
その昔学校で観た自然番組みたい。
「大人が子どもに見せるための自然」って感じ。

ボッチおばさんの観賞には向いてなかったかも。




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Category : movie
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