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oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

映画「ナルニア国物語~カスピアン王子の角笛」

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

 どうも、ターゲットを絞りきってない気がして。
 ディズニー映画、ってのが、そもそも「C・S・ルイス」と相容れない次元のイメージがありすぎるし、いきなりシンデレラの取ってつけたようなお城が出てくると、ちが~~う! と叫びだしたくなってしまいますが。
 どういったファンをひきつけたいのかな? 子ども? ティーン? 家族? イケメン好きな女性? ファンタジーが好きといっても、コアなファンになってくれる客層というのは、キャラクターによって決まってしまいます。
 それからすると、どうもはずしている気がしてしょうがないんですよね。
 アクション映画が好きなら架空の動物やしゃべる動物と人間の戦闘シーンより「ランボー」とかいくだろうし、イケメン好きならラブストーリーを探すだろうし、家族で見るにはストーリーが複雑だし。
 明快にオタクファンをひきつけた「ロードオブザリング」のように、熱狂的なファンはちょっと、期待できそうにないし。<います?


 長男がナルニア好きなんで、二人で行ってきました。
 第1章は、いかにもなファンタジーなつくりだったのに、どうも最後の戦争場面ばかりが強調されて、イマイチな感じがしてたので、今回のカスピアン王子がまさかのイケメンだったときには、なんだか複雑な気分。。。

 だってさ~~、まるでディズニーのお姫様ストーリーに出てくるような、いかにも白馬の王子様なハンサムなんて、本にイメージと違いすぎでしょう。本ではもうちょっと若くて、ピーターくらいの少年のイメージがあったんですよ、わたしには。少なくとも18歳は越えているような骨ばった「青年」だとはおもわなかったなあ。
 ってか、ほとんどストーリーを忘れている自分が怖い。
 映画を観ながら、こんなんだったっけ? え? え? と戸惑いっぱなし。うーむ、痴呆入ってるか?
 最後に舟に乗らなかったっけ? って、これはその次の作品が混ざってたりして、もうはちゃめちゃ。

 そんな頭の中がこんがらがった状態で観たわりに、意外や面白いの何の!

 1作目はどうにも作り物めいた世界が、カスピアン王子の逃避行のスピーディな展開で壮大な距離感を表すことで始まり、戦時中のロンドンから1800年後のナルニアにつく子どもたちの魔法による移動の電車を利用した作り過ぎない移動(これは帰るときの移動で更に極まります)で、ナルニアと現実世界が背中合わせに存在している実感が深くなります。

 子どもたちも前回から一年とは思えないwほど大人びて、それでもどこか「王」の風格がある紛れもない子どもで、なんだか嬉しくなってしまいました。
 いやいやいや、それでは足らないかも。実際、劣化した人がいない!? というか、前回、どうしてこう冴えない普通の子ばかり集めたかなあ、と思っていたのに、今回成長がいいほうに作用して、全員イメージアップしている!
 ピーターは頬がきゅっと締まって精悍になり、エドマンドはほっそりとクールに、スーザンは首筋に色気が出てきて、ルーシーはほっそりと背が伸びて紛れもなく美少女に! 特にエドマンドとルーシーは、うっとりするほどです。エドマンドなんて、へんなお菓子頬張っていたころがまるで嘘のよう。

 おお、キャスティングは間違ってなかったんだ! すごいぞ四人そろうと風格まで漂ってる!

 そしてそして、かの。

 リ ー ピ チ ー プ の か わ い い こ と ! (<って言ったら怒られるけどw)

 もーね。ビーバーさんもあなぐまさんもかわいかったけど、リーピチープのキュートぶりは異常。死にそう。かわいすぎ。しかも強くて頼もしいなんて最高。
 おちいさい人も、すばらしい。本から抜け出したかのような、生き生きとしたキャラクターで、全体を引っ張ってくれました。

 他のナルニア人たちも、悪役の人間たちも、作り過ぎず泥臭すぎず、わたしは個人的に指輪物語よりも好きです。ファンタジー世界に行くならこっち、かな。

 ただ、ナルニアの、ルイスの深い世界観をあらわせたかというと・・・イマイチかなあ、やっぱ。そこは1作目と同じ、どうも戦争場面に意識が集中しすぎて、ルイスのどこかのほほんとした、でも示唆に富んだ世界とは違うなあ、と。
 まあそれは、映画、とりわけハリウッド映画、更にディズニー映画になったときに諦めるべきものかもしれませんが。

 惜しい、けど、好きな映画でした。
 長男がきっと、DVDを買ってくれるでしょう!w

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Category : movie
Posted by onion on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

丞相姐さん says...""
ナルニアは指輪よりも好きなのだ!
エドマンド役の俳優さんは撮影最中に身長が3センチ伸びちゃって衣装さんに怒られたとか。

戦闘シーンは気持ち「300」がデジャヴュしちゃいました(汗)

なんやかんやで1番美味しいキャラはグローゼル卿なんだろうなぁ~
2008.06.02 14:40 | URL | #- [edit]
onion says...""
>丞相姐さん
ああ、途中でエドマンドが大きくなって、また小さくなったような気がしたのは、そのせいっすか~~w
グローゼル卿は良かったですよね。もう悪くて狡くてみえっぱりなキャラそのもので、生き生きしてましたもん。
一作一作まるで違うお話を、これからも作り続けるんでしょうか、大変そうだけど、ハリーポッターみたいに年齢を気にしなくていい分、作り易いかもしれませんね。
2008.06.03 19:12 | URL | #- [edit]
丞相姐さん says...""
ナルニア展見て来ましたが、ミラースの甲冑が展示されてました。
俳優は凄く体格良いです。

あと甲冑見る限りピーター役とカスピアン役の俳優の身長が同じ位かな?
2008.06.03 23:12 | URL | #- [edit]
onion says...""
いいなあ。洋裁が趣味だったこともあるので、本物の衣装が見たいです。
映画観ているときでも、どうやって縫ったらこんなシルエットができるんだろう、とか考えているもんで。
>ピーターとカスピアンが同じ
え~? それって、単にピーターが坊ちゃん顔ってこと?w
2008.06.07 00:19 | URL | #- [edit]

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