カラオケで……
「ああ人生に涙あり」を歌いました。
リストの一番上にのっていたから。
まさか「水戸黄門」のテーマ曲だとは知らず。
テストです、テスト。
義父のカラオケマイク(データが一体になったタイプ)が壊れたと言うので、わたしが代行して修理に出していたのですが、電話がかかってきて、
「本体は壊れてませんよ。中の音楽データチップが壊れているようです。外すと使えます」
……ウチの男どもは、チップを外してみるということもしてなかったんかい。もー。
というわけで、帰ってきたカラオケマイクをTVにつないで試しに歌ってみたわけです(チップを外しても、デフォルトの曲は入っている)。
♪じ~んせ~いっ ら~く~あっりゃ く~もあっるさ~
おっけ。
しかし、久しぶりにカラオケ歌ったなあ。
歌うことはキライじゃないけど、歌いたい歌があんまりメジャーじゃないし、歌える歌が少ないので、ほぼ縁のない世界になってます。
年二回くらいかなあ、カラオケいくの。
同じ年代の友人二人と歌うと、どんどん歌が古くなって、終いには天地真理まででてくる始末さw
♪あのひと~に さよなら~を いえなかったのぉ~~~
幼少期は歌が大好きで、みかん箱の上で「アカシアの雨がやむとき」を歌ってはしくしく涙していて、これは大歌手になるに違いないと言われてたのにw
小学生までは音楽番組は欠かさず見て、雑誌の平凡と明星の付録の歌詞本にのっている歌は全部歌えたのに。
いつの頃からか、歌に情熱を感じなくなっていました。
というか、引っ込み思案だったから、積極的に人前で歌うこともなくなったからかなあ。
社会人になった頃、最初のカラオケブームのときは、みんな歌ってたからうたったなあ。
アニソンとかを歌って引かれてましたっけw
♪さらばぁ~ ちきゅうよ~ たびだ~つぅふねは~<アイタタタタタ
その時点でオタクだった……というか、日本で初めてのオタク世代だしね、わたし。
そして、世間の主流から外れて幾星霜。
カラオケのリストを見ても、歌える歌があまりに少ないのにがっかり、そして人によって年代によって趣味によって、歌う歌があまりに違いすぎて、カラオケとひとくくりに出来なくなっているので、家庭用カラオケ機器の「家族みんなで楽しむ」という最初のうたい文句が、既に失われているんじゃないかなあと感じます。
義父の場合もそうです。
義父も、その娘も、孫も、みんなカラオケは好きです。
ただし、歌いたい歌が違う。
そして、自分の趣味と違う歌を聴きたいと思わない。
カラオケってつまり、
「自分が歌う」
ツールだから。
「人に聴いてもらう」
のには、ツールとしてよりも歌唱力とか歌のジャンルとか、聴き手が聴きたいと思う色んな要素があって、なかなか一緒に楽しむところまでいきません。
しかも、自分ひとりのカラオケ機器があっても、「ひとりで歌う」のはさみしい。
やっぱり誰かに聴いて欲しい。それが歌を歌うってことでしょう。だから義父もウチのカラオケより、カラオケバーにいきたがります。
聴いてくれる、付き合ってくれる同好の士が必要なカラオケ。
うーん、やっぱりわたしは苦手かも。
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