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oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

リピート映画「X-ファイル:真実を求めて」



X-ファイル:真実を求めて

自分でもそれほど名作とは思わないけど、ただただ好きで何度も繰り返して観てしまう映画を語るリピート映画、今回は「X-ファイル:真実を求めて」です。

たしか録画もして、何度か観てから消したはずなんだけど、今回ムービープラス・チャンネルで放送しているといつの間にか録画してまた観ています。
なんだろうなあ、好きなんですよ。
猟奇殺人ものが好き、という時点でもうダメダメな人間なんですが、映画的にもテーマを絞りきれてないし、シリーズを通してのファンからはウケが悪いこの映画、わたしにだけピンポイントにヒットする映画だったのかもしれません。
副題が、

I WANT TO BELIEVE

ということで、日本語では「真実を求めて」になってますが、微妙に違うと思うのは、欲しいのは「真実」ではないということで。

「わたしは信じたい」

んですよね。
真実を知りたい、ではなく、不思議なことがあると、現代の規範から外れた超常的な何かが存在していると、「わたしが」納得したいんですよね。

ほんの一世紀前、神様がいて当然の頃は当たり前として信じられていた数々の「説明不能な出来事」を、現代の人は「わたしは信じる!」と声高には言いにくい。
幽霊の存在や超能力、神の啓示……公には「ないもの」として暮らさなくては、社会規範が守られないのはわかりきっているので、日頃は「ヨタ話」として片付けているこれら……でも、世の中に「そういう」映画やドラマがどれだけあるか考えれば、やっぱ、

わたしは信じ「たい」

んですよ。きっとみんな。
常識では考えられない出来事が、稀にではあってもどこかに存在していて欲しい。
ドゥカブニー演じるモルダーはその代表で、「信じるもの」代表みたいになってますが、実は自分でも信用しきれていないんでしょう。
だから「確証」を求めて彷徨っているわけで。
否定の方向に立つスカリーも、信じたいとは思っているけれども立場的にできない。確証が持てない限り、今の自分の基盤となる医学から自由にはなれない。
それでもクリスチャンだけに「啓示」には弱い。

わたしもスカリーの立場かな。
基本、ないものとして暮らしてますよ。
考えてたらきりがないでしょ。
神様や仏様はあがめるけれども、どこか「押さえておく」みたいな、不敬な感覚があります。初詣とかお盆とかね。
日頃はあまり考えず、占いが悪かろうが写真立てが落ちようが黒猫が横切ろうが靴ひもが切れようがするべきでないところで音がしようが、たいして気にしていません。
どこかでフィルターかけてる感じ。
不思議を日常にすると、苦しくなるのを本能的に知ってるから。

モルダーみたいに不思議を日常とすると、心が休まらないから。

けど、フィルターの向こうに、「何か」があるかもしれない、そういう気持ちは保ったまま、生活しています。
だからこういう映画が大好きで。
ホラー映画も好きなわけです。

スカリーが泣き出しそうな顔で、
「わたしは大事な患者に酷いことをしているかもしれない、小児性愛者の言葉なんか信じて」
と言ってましたが、変態神父の言うことをきいたんじゃなくて、彼女は結局神父の言葉をきっかけに、「自分の中の答え」を見つけただけなんじゃないかと思います。
神父はきっかけに過ぎず、彼女の中の「神」が出した答えだったんじゃないかと。
「信じるもの」が「わたし」の中からあふれてきただけじゃないかと。

それが単なるインスピレーションか、(モルダーの言うように)予知なのか無意識下の判断か、その辺は本人にゆだねられるけれども。




……でさ、モルダーとスカリーって、一体どういう関係なの?
一緒には暮らしてないけど、愛し合ってる感じだし。
「子どもを奪われた」って言ってるけど、それはモルダーとの間の子なの? それとも宇宙人の子?
実は、本編のドラマ、多分シーズン2の途中までしか観ていません。
所々、ほらT-1000が出てきたあたりのも何本か観たけれども、基本一話完結なんで大筋がつかめなくて。
さっきWikipedia見たけど、話が長過ぎて読んでらんない。
つうか、わたしは、UFOは信じなくてもいいと思ってるから。
つか、

UFOに関心がない

から。
それってX-ファイルの根本じゃないかと言われてしまうとどうしようもないというか、はい、だから見なくなったんです、としか言いようがないですが、ホント、アメリカ人はなんであんなにUFOと宇宙人とその陰謀話が好きなんだ、と不思議に思うくらいで。

基本、アレだけ広い宇宙空間を旅してくる知能と技術を持った存在って、太刀打ち出来るわけないじゃん、と思うのですが。
あっという間に侵略されて、すでに政府も傀儡状態だったりするかもしれないねえ、とは思いますが、だからってどうしようもないじゃん?
あえて不敬を言えば、そんな巨大な存在は、神にも等しいわけで、追求するだけ無駄じゃ?
日本人の感覚からすると「祟り神」とか「妖怪」に分類される存在で、そういう存在はあがめて放っておくのが一番、と日本人はよく知っています。
アメリカ人はそういうの、ないのかなあ。

だから、エピソードがUFOばっかりになってしまうともう、退屈で。
うさんくささばかりが目立つんですよねえ。
だから挫折したんじゃないかと思います。

けど、二人の関係知りたさに、見ようかな。
シリーズ全……9?10?

……先は長いな。

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Category : movie
Posted by onion on  | 2 comments  0 trackback

2 Comments

マクノスケ says..."シリーズ2で挫折"
どうも私は「HEROES」と言い「デスパレードな妻たち」と言い
シリーズの2作目まで来るとだんだん追いつかなくなってきて…
見るのを辞めてしまうというパターンで「Xファイル」も
シリーズの2くらいまでしか見てないんですよ~。
映画も2作あったけど、はっきり内容を理解して見ていたかというと
肝心なところはわかってない状態で見てました。

その当時、私もwikiを読んだんですが、モロダーとスカリーの
中については詳しく書かれていなくてちょっとガッカリした覚えがあります。
ただT-1000の人とコンビを組んだ時に
スカリーはモロダーの影響で超常現象を信じていて
立場が逆転していたところがウケて長期の放映に繫がったというような事が興味深かったかな。
もしonionさんが見るような事があったらふたりの仲がどうなったのか
ねたばれでいいので是非教えて下さい!!
2012.01.16 18:00 | URL | #GWMyNl/. [edit]
onion says..."Re: シリーズ2で挫折"
>マクノスケさん
わたしも似たようなものですよ~。
完走できたドラマの少ないこと……アメリカものはキリが悪くて、どうしようもないですねえ。
ハマると打ち切りになっているドラマもあるし。
>T-1000の人とコンビを組んだ時に
……すでに実名より通り名になっているw
好きな役者さんですが、やっぱりモルダーがでてないのは、わたし的に弱かったですねえ。
だからそのシリーズも完走することができなかったわけだし。

そうですね、シリーズ通して見たら、ココでネタバレいたします!
いつになるやら、わかりませんが……w
2012.01.17 05:14 | URL | #- [edit]

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