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oniondiary | 日記。時々映画やドラマや小説のレビュー。最近はなんとなく毎日書いてますが無駄話多し。

本「『捨てる』技術」

「捨てる!」技術 「捨てる!」技術
辰巳 渚 (2005/12)
宝島社
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 キッチンを改装すると決めてから、この本を図書館で手に取るまでどれくらいあったのか・・・もう覚えていません。
 とにかくこの本を読んだのは、キッチンにあるモノを「しまう」ことだけ考えていた頃でした。

 同じ場所にキッチンを作る関係で、いったん全部しまわなければいけない、と言われて、とにかくしまおう、けど、当面要るものは出しておこう、と、三段階の基準を作りました。

 ・とりあえず使うもの(必要最小限)
 ・残すが今はしまうもの(予備や使用用途が限られるもの、お菓子用品とか)
 ・捨てるもの(IHに変わるのでアルミ製などのなべは使えない)

 で、とりあえず普通のおかずが作れる分だけ、と仕分けして行って、残りのほとんどを倉庫にもって行くつもりでした……が、戸棚という戸棚を空けると出てくる出てくる、大量の「もう使っていない道具」。多くはなべやフライパンです。
 用途が特殊すぎて使わないもの(ドーナツ型のフライパンもあった)、以前は使っていたけどその料理をしなくなってしまいこんだもの(チーズフォンデュ用のなべとコンロなど)、存在自体を忘れていたもの(耐熱ガラスのなべとフライパン)、ごろごろごろごろ。

 ちょっとどころではない、ヘコみましたわ。
 わたしはいったい何をしてきたんだろう。キッチンが狭い狭いと文句を言いつつ、使わないものをためこんでいたんじゃ場所がなくなるに決まってる。捨てよう!

 そして、捨て始めたんです。かなり捨てました。
 それから要るものを倉庫におろして、当面スチールラックのキッチンテーブルに乗るだけの「必要最小限」で、料理をするようになりました。


 そして数ヶ月。。。orz


 いまだにキッチンの改装、始まっていません。
 いい加減にしてよジェリー。いつだよ!

 ってのはまあ、いいとして(良くないけど)、実はまったく困っていません。キッチンはいつもすっきり、だってモノがないんだもん。
 コーヒーカップも家族四人分の4つと、お客さま用のマグカップとソーサーつきカップだけ。だから飲んだら洗わないと次がない。お皿も大4枚、中の深皿4枚、小ケーキ皿10枚、小皿4枚、あとはガラスの耐熱ボウル4枚、お茶碗家族分だけ。
 道具も同様にほとんど閉まったのですが、たとえばバットもしまったので、フライなどのパン粉や粉をまぶしたりする作業にも大きな皿とビニール袋を使ってやります。
 やってみると、気づくんですね。

 あれ、これで充分じゃん。

 って。
 フライが揚がる頃にはパン粉をまぶしたお皿はさっと洗ってキッチンペーパーをしいて油きりに。4枚しかないけど最後まで揚げ終わってから別のお皿にフライを移してさっと洗って野菜とフライを盛り付ければオーケー。
 もうバットを洗う必要も、揚げ網を洗う必要もなくなりました。

 あれ?
 充分どころじゃないじゃん?
 快適じゃん?
 なんだ、道具を増やして、置く場所をなくして、要るものがオモテにごろごろ出ている状態だっただけなんだ。
 いらないんだ。

 ボウルも迷った末にガラスの大、ステンレスの大、耐熱プラスティックの中、そして小さなステンレスボウル4つですべてがまかなえることがわかりました。
 今階下の倉庫にしまってある、残りのボウル、ほとんど捨てると思います。使わないボウルをどけてから取り出すあの手間が、本当に無駄なことだとわかったから。


 この本を同時期に読んでいて良かった。
 捨てるのは罪じゃない。
 捨てることこそ物を生かすことなんだ、ってことを教えてくれた本です。


 そしてそのうち、その精神は家中のモノに向けられるようになりました。
 先々週は本を大量処分、今週は服を大量に捨てました。
 この本だったか別の本だったか忘れたのですが、服を捨てられない理由はいくつも思いつくのですが、考えてみて、と書いてありました。

 ・あなたはその服を見て、あるいは着て、幸せな気持ちになりますか?

 着るだけでたのしくてウキウキしていいことがおきそうな予感がして、自信を持って外を歩けますか?
 ……目からウロコでした。
 いままで衣替えのたびにわたしがしてきた選別は、

 ・まだ着れるか、着れないか。

 のほかに、

 ・太って着れなくなったものでも上質なものは捨てられない。
 ・思い出のある服なので捨てられない。

 があったのです。
 太ってしまって着られなくなった服、それを見てわたしは幸福な気持ちになれるか?

 NO。暗澹たる気分になります。

 思い出の服を見て幸せな気持ちになれるか?

 それはNOでありYES。子供の小さい頃にわたしが手作りした服は、まだ手元に一着くらいは残しておきたい。けど、自分の昔の服は、もう流行遅れでみすぼらしくて見ていても幸せにはなれない。

 そして、着られる服。まだどこも傷んでなく、型崩れもしていない服。それを見て、あるいは着て、わたしは幸福な気持ちになれるか?

 ほとんどNO。

 傷んでいなくても流行遅れだったり、自分には似合わないとわかっているので毎季節引き出しの中で眠ったままの服……それが多すぎます。いえ、ほとんどでした。
 いらないや。
 自然にそう思えて、今日、すっぱり捨てました。

 結局残ったのは数点のスーツ(フォーマルとカラー)と会社用のブラウス、何点かのカットソーとジーンズとスカート、あとは冬のコートが二着。下着もほつれたものや型崩れしたものは捨てました。
 ニットは全滅でした。
 型崩れしているか飽きたか着ないものばかり。こんなの着て外を歩くのはいや、と自然に思いました。

 引き出し、スカスカになりました。
 それどころか、もう倉庫に持っていく夏物も絞れて、たんすに納まっちゃった。そうだ、今これだけしかわたし、持ってないんだ。
 少ないなあ。
 来週、もうちょい幸せになれる服、買ってこよう。
 今度は自分にぴったりのを丁寧に選んで。
 捨てる基準がわかったら、買う基準もわかってきた気がします。

 大量に捨てていたら、ジェリーが一言、
「やせたら着る服もすてたんかー?」
 と聞いて来たので、
 そうだよー、やせたらもっといい服、買ってねー!!
 と、答えておきました、一応w

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Category : book
Posted by onion on  | 2 comments  0 trackback

2 Comments

マクノスケ says...""
台所…タンス…
あぁ!!耳が痛い!!
かたづけねば!!!
捨てなければ!!あぁ、でも横着なのかもったいないのか…
捨てられない私がいる!!でも仕舞うところがないものが、
そこら中に余っている!!なぜだー!なぜなんだー!(涙)
2006.10.30 17:32 | URL | #GWMyNl/. [edit]
onion says...""
>マクノスケさん
そーです。わたしもそーいうタイプなんです、本来は。
捨てられない。モノが増えたら、それを入れる収納を買えばいい・・・それが異常だとわかったのは、いったん「捨てる」ことをしてからです。
一度捨てると、捨てたあとに「すっきり」するんです。
重荷を下ろした感じ? あ、余計なものだったんだ、とわかる感じ?
それを一旦つかんだら、あとはスイスイいけます。
この本は一読の価値ありですよ、けっして著者が理想の生活をしているとは書いてません。全部捨てろ、と言っているわけでもなく、本当に必要なものと、以前は大切なものだったけど今はもう必要のないものを見極める、きっかけになるかも。

ああでも、マクノスケさんのお宅はレアもののグッズが多そう・・・てことはきっとわたしとは整理整頓の度合いが違うと思うなあ。
整理してないとコレクターにはなれませんもん。
わたしはグッズを集めても散らばってしまうタイプで、しかも飽きやすいので、けっしてコンプリできない体質です。。。orz<書いててかなりヘコむなあ

わたしの場合、人形グッズがほかのと混じったりしてましたから。
やっとジャンルごとに(まだ大まかだけど)分けられて、お人形にも愛情注いであげられそうです。
でも日々片付け本読んでいる(実践はわずかねw)から、プーリップ・サイトは完全停滞中ですが。。。
2006.10.30 20:08 | URL | #- [edit]

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